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[単独] 「崔順実タブレットに青瓦台文書閲覧の証拠なし」...国科捜鑑定結論

朴槿恵政権の青瓦台文書と関連し、いわゆる「民間人による国政壟断」の物的証拠は結局なかったと最終確認

(2024年 8月 29日) いわゆる「崔順実タブレット」にはドレスデン演説文はもちろん、その他の青瓦台文書も閲覧された証拠がないという事実が国立科学捜査研究院の鑑定資料で確認された。

29日、メディアウォッチは、国科捜鑑定資料の再検討を通じて、「崔順実タブレット」を通じたキム・ハンス前青瓦台行政官とチェ・ソウォン(改名前の崔順実)による青瓦台文書閲覧記録は一件も確認されなかったと最終的に確認した。







国科捜は2017年11月に裁判所の依頼で「崔順実タブレット」を鑑定し、鑑定会報書とともに自動分析報告書であるFinal Mobile Forensics 5を裁判所に提出した。この自動分析報告書うち、ハンコムビューア履歴は、「崔順実タブレット」での文書の最終閲覧開封時刻を時間帯別に整理して示している。本紙が確認した結果、このハンコムビューア履歴で朴槿恵大統領任期間中の2013年1月16日から2016年10月18日の間には文書閲覧記録が全くなかった。

ハンコムビューア履歴で、キム・ハンス前青瓦台行政官と推定される「崔順実タブレット」ユーザーがタブレット内部保存文書を最後に閲覧したのは2013年1月16日午前10時57分(GMT基準)と確認された。これは朴槿恵大統領の就任式(2013年2月25日)より少なくとも1ヶ月前の時点である。この時点まで「崔順実タブレット」ユーザーの文書閲覧記録は合計19件で、すべて大統領選挙と関連した朴槿恵候補キャンプの文書に対する閲覧記録である。

一方、ハンコムビューア履歴で「ドレスデン演説文」、「国務会議発言資料」、「中国特使団推薦議員」など、朴槿恵政権期間中の青瓦台文書閲覧記録として確認されるのは、JTBC放送社の「崔順実タブレット」入手時点とされる2016年10月18日午前8時16分(GMT基準)以降のものである。つまり、全てJTBC放送社及び検察によって閲覧されたことがわかる。これは合計56件である。

国科捜鑑定資料では、朴槿恵政権時代の青瓦台文書をキム・ハンス前青瓦台行政官または崔順実が「崔順実タブレット」で閲覧した記録は確認できなかった。 結果的に、いわゆる「民間人による国政壟断」の物的証拠は一つもないという事実が今回明らかになった。

これと関連し、本誌の邊熙宰代表理事は「タブレットのユーザーが誰であろうと、氏が朴槿恵大統領就任前の選挙運動関連文書を見たことと、就任後に青瓦台文書を見たことは、朴槿恵前大統領の公務上秘密漏洩罪の有無を問う重要な事案だ」とし、「JTBC放送や検察がキム・ハンスまたは崔順実が青瓦台文書を見なかったと断定できる明らかな証拠を事後的に隠滅した場合、朴槿恵前大統領の公務上秘密漏洩罪は再審事案になるしかない」と論評した。




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